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週末のyogiさんは『ジョン・ウィック コンセクエンス』を観るなど [映画]

9/22

先週に引き続き今週末も電気工事による館内停電に伴うサーバーシャットダウン作業などして帰宅。

久し振りに池袋西武7階へ。

木下恵さんの手ぬぐいに出会う。ダイエットは明日から。





木下恵(instagram)
https://www.instagram.com/kinoshitamegumi529/

栗原はるみさんショップで炊飯用土鍋を購入。





炊飯用土鍋は既に持っているんだけど、妻がほしいと言ったので。確かにかわいいし、今月は『妻を甘やかす月間』なのでね。


ゆとりの空間 栗原はるみ 萬古焼 ごはん鍋 3合炊き オレンジ K22A01311206

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  • 出版社/メーカー: 株式会社ゆとりの空間
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夕飯はいろいろプレート。



ジョン・ウィック』を復習して就寝。復讐譚だからね。


ジョン・ウィック トリロジー Blu-ray スペシャル・コレクション【初回生産限定】(特典なし) [Blu-ray]

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『君たちはどう生きるか』を観た [映画]

・あらすじは一応透明テキストにしておきますので、読みたい方だけご確認ください。
・第二次大戦中の日本。母親を火事で喪った眞人は父親の仕事の都合で東京から父親の会社のある地方に引っ越す。広大な敷地を持つ家には古い塔があり、アオサギが住み着いていた。アオサギに違和感を覚える眞人だったが疲れで寝てしまう。転校初日、生徒と諍いを起こすが眞人は自分で頭を石で叩き怪我をよりひどく装い家族を心配させる。怪我の療養中も アオサギは姿を変えて眞人に死んだ母親に会いたくないかとしつこく聞いてくる。悪い夢だと思っていたがアオサギと戦った木刀が壊れているのを見てこれが現実だと確信する。父親の再婚相手ナツコがある日森の中に入って行ってしまう。それを目撃していた眞人はお手伝いの一人キリコと一緒に彼女を探しに行く。そこで再びアオサギと遭遇し、眞人とアオサギとキリコは死後の世界あるいは人が生まれる前の世界に潜り込みナツコを探しに行く。幾多の冒険を経て眞人はナツコを救い出し、彼女を新しい母親と認めるのであった。眞人とナツコが再び戻ってきた時、別の世界で敵対していた大量のインコとペリカンも同じ世界に移ってきて、世に広がってゆくのであった。。。

吉野源三郎著『君たちはどう生きるか』とは一切関係ない異世界ファンタジーだった。『千と千尋の神隠し』的な。作中で主人公が『君たちはどう生きるか』を読むシーンがちょろっと出てくるだけ。
鳥のくちばしの中に顔があるっぽいあのポスター、実際にそういう鳥だった。
この家、『となりのトトロ』だろ、とか、湯婆婆っぽいお手伝いとか、あちこちに過去作との類似点が見つけられてちょっと楽しい。
・これが宮崎駿氏の、最終作になる可能性が非常に高い。スクリーンでご覧になることをおすすめします。
・氏の集大成のような、通過点のような。少なくとも中まとめくらいの作品。おすすめです。
ワラワラかわいい。インコちゃん怖い。
・マグリットの『現実の感覚』のようなシーンもある。
・映画予告で『SANDLAND』の主人公が『予告編なのに宣伝しない俺ってサイコーにワルだろ?』みたいなこと言ってたけど、真のワルは予告編も流さない
・予告とネタバレで保険をかけて『観てもモトは取れる』と確信したものにしかお金を払わなくなってしまった情報過多の現代に一石を投じる作品。ぜひスクリーンで御覧ください。


千と千尋の神隠し [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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『決戦は日曜日』を観た [映画]

・地元で圧倒的な権勢を誇っていた政治家が倒れた。紆余曲折の末後継は娘の有美(宮沢りえ)に決定。私設秘書の谷村勉(窪田正孝)はド素人の有美の手綱を握って無事衆院選で当選させることができるのか。。。
・政権与党の名前が『民自党』なのはよくあるんだけど、ロゴまでそっくりだった。
・映画だとパソコンとか統一するんだけど本作は混在していて、HPのノートPCはえらい使用感もあった。これはリアルにこだわった結果なのか、予算が回らなかったのか。
まとめ動画は笑った。よくある流れだなぁ。
女性蔑視発言を女性がする、というのが画期的だった。まぁ劇中で男性はもっとひどいこと言ってるんですけどね。
・これは伏線かな、というのがいくつか回収されなくて残念。
・yogiさん小市慢太郎氏は『菜々の剣』以来苦手だったんだけど、本作でまあまあ緩和された。秘書軍団のトップ。
・『こんな古い選挙いまだにやってるのかなぁ』と思う一方で、広島県や、先日の新潟県の騒動もあり、結構リアルなのかなぁ、と思ったり。
・『失敗しようとすればするほどうまく行ってしまう』ってコメディの王道。
・議員秘書谷村くんは声を荒らげたり青臭い正義感を振り回すこともない。証拠を作って静かに脅す。自分と相手の妥協できる落とし所を探る。相手の意見を尊重してる振りして自分のやりたい方向に持っていく。大人だなぁ、見習いたいなぁと思う。
・クスクス笑えてゾッとする作品だった。良い作品と思います。
・本作の脚本はオリジナル。ノベライズはなんと高嶋哲夫。これは期待が持てます。

決戦は日曜日 (幻冬舎文庫)

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  • 作者: 高嶋哲夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/12/01
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観た [映画]

・かつてテレビドラマで大人気、自身のランチボックスまで作られるほどだったアクション俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)。映画界へのキャリアアップに失敗し、『都落ち』というイメージのマカロニ・ウエスタンからのオファーを受けようか悩んでいる。彼のスタントダブル兼付き人であり、一番の理解者であるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんな彼を慰めつつも、自分の人生を楽しんでいた。酒量が増え、芝居に支障をきたすようになってしまうリック。彼は立ち直ることができるのか。そしてクリフとの友情は。。。

ハリウッドで、家を買えるのであれば、買うべきだ。何が起きるかわからない。そう、ポランスキーが隣に引っ越してくるかもしれない。

火炎放射器、すげぇなぁ、という映画なんだけど、そこらへんがファンタジーなんだろうなぁ、と。

・いい話だ。友情も愛も笑いも涙も暴力もすべて詰め込まれている。
・1960年代後半のハリウッドが描かれている。ベトナム戦争、ヒッピーブーム、、、監督のクエンティン・タランティーノが子供の時に体験した世界が描かれているそうで。
・クリフはいつも半袖。冬でも半袖。
・映画が始まる前のマナーCMで、前の座席に足を乗せないでとか言われてるのに、思いっきり足を乗せるシャロン・テート。
・スティーブ・マックイーンやブルース・リーなど、当時のスター俳優も出てくる。本当かどうかは知らない。おとぎ話だから。
・レオナルド・ディカプリオがもう、ジャック・ニコルソンにしか見えない。
・劇中劇の子役(ジュリア・バターズ)の演技がすごい。アカデミー賞とかにノミネートされそう。時代設定的に、彼女はジョディ・フォスターじゃないかと勝手に思っている。
・ワンちゃん最強。

・1969年がそのままスクリーンに映し出される。ラストアクションが大爆笑と大喝采。でも実際は悲劇(シャロン・テート事件)があったことを知り、しみじみとする、そんな作品。





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『アベンジャーズ エンド・ゲーム』を観た [映画]

・最強の敵、サノスによりすべての生物が半分に減ってしまった世界。5年が経ち、消滅から免れたアベンジャーズ達は、それぞれの人生を歩んでいたが、そこに量子世界から生還したアントマンがやってくる。彼の経験を生かすことでタイムマシンを作ることができると主張するが、トニー・スタークは協力しようとしない。5年の間に築き上げた、穏やかな生活から、再び戦闘の世界に戻りたくないのだ。果たしてアベンジャーズは過去に戻ってインフィニティ・ストーンを集め、サノスの計画を止めることができるのか。そして地球の運命は。。。

・タイムマシン関係の理論は、どう考えても矛盾があるのですが、まぁいいんですよ。真面目に考察してはいけない。
・女性が前面に出てくる作品。ペッパー・ポッツも大活躍。
・今までのMCUで出てきたヒーローがほとんど出てくる。知らない人も多い。あの、ペガサスっぽいのに乗った人、誰だ
・過去に戻って父や母と邂逅するスタークや、ソー。なんとなくドラえもんの『おばあちゃんの思い出』を思い出した
・2008年の『アイアンマン』から始まった、マーベル・シネマティック・ユニバースの第一部(フェーズ3)完結作。退場するメンバーもいるし、継続するメンバーもいる。
・yogiさんMCUは半分くらいしか観てないけど、もう涙を抑えられなかった。
・シリーズ物映画作品の中でも、かなり成功した部類。また、MCUが軒並みヒットしたため、様々な作品がシネマユニバース化し、シリーズ作品ばかりになってしまったのも事実。功罪は大きい。それだけ影響力のある作品群だった。
これからのMCUにも期待です。











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『キャプテン・マーベル』を観た [映画]

・クリー人とスクラル人との星間戦争。ヴァース(/キャプテン・マーベル、ブリー・ラーソン)はクリー人兵士の一員として、スクラル人を掃討する作戦に参加していた。しかしスクラル人に捕われ、記憶を読み取られる過程で自分の記憶への疑問が湧き出す。自分のルーツ、そしてスクラル人を征伐するため彼女が向かった星はC-53、すなわち地球だった。。。

オープニングの"Thank you Stan"でグッとくる。カメオ出演における、スタン・リーの遺作は『エンド・ゲーム』だそう。
・妻が『キャプテン・マーベルって、クロエ?』と聞いてきた。確かにブリー・ラーソンと『24』のクロエ・オブライエン(メアリー・リン・ライスカブ)、似てる。yogiさんも、似てるなぁ、とは思っていた。

『耳の大きな緑の宇宙人が悪者』『女性は弱く、決して男性には勝てない』という概念を疑うことが、本作のテーマだ。社会に潜り込み、人間に擬態してるけど良い宇宙人もいるし、人間っぽい見た目の悪人もいるし、挫けそうになっても立ち上がる女性もいるし、土壇場で策を弄する男性も、いる。
・見た目や性別でなく、それぞれの個性で判断しようよ、という作品。ごもっともです。

・ジュード・ロウの小悪人的な役回りが、すごくぴったり。yogiさん、ジュード・ロウは悪役でこそ輝くと思っています。それもケチな感じの。『コンテイジョン』とか。

・舞台が90年台だ。流れたすべての歌を知っているし、多分すべての曲がiPodに入ってる。
・アナログ通信でも宇宙と交信できる。電波はすばらしい。

・最後の対決が、『ジョン・ウィック』や『コマンドー』なんかの、マッシブなアクション映画へのアンチテーゼのようで興味深い。笑った。

・これを予め見ておくとストーリーがわかりやすい気がします。
アベンジャーズ/"5分で"時系列を整理してみた〈『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)公開記念〉


・キャプテン・マーベル、一応MCU内最強の一人、ということになるらしい。強さのインフレが激しい。『アイアンマン』の頃は過激派テロリストが敵だったのに。もはや人類は太刀打ちできない存在が相手になっている。レーティング的にも、人を傷つけるよりも、ミュータントや、地球外生命体みたいな『存在しないもの』と戦う方が良いのでしょうね。

・例え血が赤くなくても、わかりあえることはある。

・『アベンジャーズ / エンドゲーム』の予習のつもりで観に行ったんだけど、ストーリーもアクションもトリックもとてもおもしろかった。社会的なテーマもある。優等生的というか、王道的ストーリーですな。とても良かったです。





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『Fighters the movie Challenge with Dream』を観た [映画]

・プロ野球団、日本ハムファイターズが北海道に移転してからの15年を振り返る映画。

・『映画』?NHK BS1あたりで月曜21時頃放送されてそうな内容ではあった。
インタビューはすべて新録なので、貴重な証言がバシバシ飛び出す

・現役選手は鶴岡慎也、田中賢介、宮西尚生、中田翔氏などが出演。それぞれの時期を振り返る。
・メジャーに行ったダルビッシュ有、大谷翔平氏も出演。
・他に金子誠、森本稀哲、岩本勉、建山義紀、稲田直人氏ら、OBも出演。彼らはコーチとか解説とか、北海道の朝の番組などに出演しているので、あまり『懐かしさ』は感じないかもしれない。
・監督経験者はトレイ・ヒルマン、栗山英樹氏のお二人。残念ながら梨田昌孝氏は映像のみ。楽天の監督だったからとかはおそらく関係なく、日本一になっていないからと推定。

・エンドロールの出演者、スタッフなどが流れて、一番最後に表記されるのが『新庄剛志』。パ・リーグを救った男と言っても過言ではない。最大限の敬意を表している。

・ダルビッシュ有自らいろいろ語る。『日本ではまともな勝負ができなくなった』は本当なのか。。。

・大谷翔平君はもうなんだか、優等生過ぎて野球星人っぽい。入団までの経緯が語られる。

・そして最後に2023年完成予定の新球場のビジュアルで映画は締めくくられる。未来へ向けて、ということでしょう。

女性がほぼ出てこない。野球界は、男社会なのですね

・インタビューが7割くらい。オーラルヒストリー方式。『あの名シーンをもう一度!!』を期待して行くと確実に肩すかしを食らう。ファイターズファン以外の人におすすめするのは躊躇する作品。yogiさんは北海道日本ハムファイターズのファンなので楽しめました







2018 FIGHTERS OFFICIAL DVD NEW PRIDE ~新たに芽生えた誇り~(特典なし)

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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『アリー/スター誕生』を観た [映画]

・ホテルで働くアリー(レディ・ガガ)は、ある日ドラアグクイーンの格好をしてバーで歌っていたところ、たまたま店にいた人気歌手ジャクソン・メイン(ジャック、ブラッドリー・クーパー)と意気投合。彼女の歌を気に入ったジャックは自分のステージに彼女を立たせる。思わぬ形でデビューすることになったアリー。その後は急速に人気を高め、グラミー賞にノミネートされるまでに。プライベートでも愛し合うようになった二人だったが、難聴に苦しみ、スターへの階段を登ってゆくアリーへの複雑な気持ちからジャックは酒量を増やし、薬物にも手を染め、精神的に不安定になってゆく。果たして二人に待っていた結末とは。。。

・試写会に当たったのです。ラッキーだ。
・レディ・ガガさん、圧巻のパフォーマンス。彼女のフィルムコンサートみたい。それだけで価値があります。

・スクリーンの中のスター歌手って、大抵酒に溺れるなぁ。『クレイジー・ハート』のバッド・ブレイク、『ロック・オブ・エイジズ』のステイシー・ジャックスとか。『ボヘミアン・ラプソディ』も、お酒とお薬でてんやわんやするシーンが多かった。

ローリング・ストーンズのメンバーは、お酒もお薬も止めたらしいよ。
キース・リチャーズが語る、禁酒生活とチャーリー・ワッツの引退(ローリング・ストーン)
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/29612/2/1/1

・本当はアリーとジャックの愛が物語のテーマなんだろうけど、yogiさんは『お酒やお薬はよくないね』、という啓発映画として受け取りました。ジャックの転落ぶりがあまりにひどくて。正視できないほどに。今年はお酒で失敗した人の話題が結構ありましたね。

・『クレイジー・ハート』もジェフ・ブリッジス演じるバッド・ブレイクがお酒で取り返しのつかない失敗をやらかす、というお話だったけど、最終的にちょっといい話で終わるんですが、本作は果たして。

アリーの友人が最終的にいいポジションに収まってて微笑ましかった。彼が一番得したなぁ。

・むぅ。


アリー/スター誕生 サウンドトラック

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: CD



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『ボヘミアン・ラプソディ』を観た [映画]

・ロックバンド『クイーン』の結成から、伝説的コンサート『ライブ・エイド』までの物語。
・yogiさん音楽映画好きなので今回観たのですが、大満足。
・みんなで『We will rock you』とか『エーオ』とかできるなら、応援上映とか行っても良かったなぁ。これから観に行こうとしている皆さん、応援上映に行けるなら、そっち行った方が楽しめると思います。
・グウィリム・リー演じるブライアン・メイがそっくり。ご本人がうまいこと合成されたんじゃないかと思った。
・ファイターズファンのyogiさんとしては『I was born to love you』も流して欲しかったところですが、あれ、実はフレディ・マーキュリーのソロ時代の曲で、Queenが演奏するのはライブエイド後だったそうで。
・フレディ・マーキュリーは漫画界にも大きな影響を与えている。『北斗の拳』の『羅将ハン』とか『魁!クロマティ高校』の『フレディ君』とか。yogiさん羅将ハン好き。

・20世紀フォックスのオープニングファンファーレまでクイーンバージョン。1秒目から聞き逃がせません。

・なぜか日本人はクイーンが好きだ。ほとんどの劇中曲を知っていると思う。『ああ、これもクイーンだったんだ』って。『Under Pressure』もクイーンだったって知らなかった。ずっとデヴィッド・ボウイの作品だと思っていたよ。『Another One Bites the Dust』も『Mr. BATER』の曲だと思ってた。

・巷間言われている通り、最後の20分は、なんでか知らんけど、泣いてしまう。作中の発言がすべて回収され、きれいに終わる。そして『Show must go on』で締めくくられる。

・非常に良い作品でした。ブルーレイ買おう。


ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2018/10/19
  • メディア: CD



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『カメラを止めるな!』を観た [映画]

・『ゾンビ映画の撮影中にスタッフが本当にゾンビになってしまったが、監督はその臨場感いっぱいのシーンに酔いしれ、撮影が続行されてゆく』というストーリーのワンカット短編作品『ワンカット・オブ・ザ・デッド』。この作品はただのワンカット撮影ではなく、新しく始まるCS『ゾンビチャンネル』の開局記念作品で、一発撮りの生中継という、前代未聞のものだった。監督を引き受けた日陰は果たして『ワンカット・オブ・ザ・デッド』を無事撮影できるのか、そして無事放送できるのか。。。

・上映時間は96分。前半37分のワンカット撮影シーンのネタ回収を残り時間で行う。

・こういう映画・演劇の舞台裏でてんやわんや、という作品は多くある(『ラジオの時間』とか『ザ・マジックアワー』とか、『ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション』もそう)んだけど、はじめに完成作品を観せておいて、後半で種明かしをしてゆく、という筋書きはコロンブスの卵的で新鮮だった。大抵劇中劇と同時進行だったり、前日譚を描いて幕が上がって終わり、というイメージだから。

・というわけで、前半と後半で、似たストーリーを二回観ることになるんだけど、『最初観たときに違和感を覚えたあのシーンは、実はこんなトラブルが後ろで起きていたのか』という種明かしがズバズバされてゆくので、観ていて気持ちがいい。

・もしもこれ、120分にしようとしたら、製作者の情熱とか家族愛とか、ウェットなシーンが入ってくるんだと思うんだけど、今回はそれがなくて、ひたすらスピーディに観せて、笑わせて、一気にエンドロールまで進める。このスピード感がいいのだと思う。
・この、『アイデアだけを映像化させる』、『余計なものを足さずにただただ娯楽作品として仕上げる』作品、最近の映画ではなかなか見られない、潔さを感じる

・ゾンビが安定しない。大丈夫かゾンビチャンネル。でも『ゾンビ専門チャンネル』、楽しそうだな。

・途中でレンズに血がつくシーン、『トゥモロー・ワールド』を思い出した。あの作品も、長回しで有名。

・家族愛のシーンはないけど、よっぽど親ばかだなぁ、と思う。

・最後のピラミッドのシーンで不覚にも泣きそうになってしまった。

・話題になってるこの映画。満足感が高い。あと、小ネタを一通り回収したくなるので、複数回観たくなる作品でした。


カメラを止めるな! Tシャツ M

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  • メディア: おもちゃ&ホビー



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『ミッション・インポッシブル フォールアウト』を観た。 [映画]

・盗まれたプルトニウムボールを奪還しようとしたイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチーム。しかしミッション中にルーサー(ヴィング・レイムス)が人質にとられてしまい、イーサンはルーサーの命と引き換えにプルトニウムを奪われてしまう。再度奪還するために作戦を立てるイーサンだったが、CIAに監視役兼パートナーとしてウォーカー(ヘンリー・カヴィル)をつけられる。果たしてイーサンはシンジケートからプルトニウムを奪還し核爆発の危機から世界を救うことができるのか、そしてIMF、CIAに入り込んでいるスパイは誰なのか。。。

・今作も面白い!!前作をきっちり越えた面白さです。

・『IMFはハロウィンみたいだ。マスクをつけて、大騒ぎする
・『苦しみが先、平和は後だ!!

・前作で一度死んだ(心停止した)イーサン・ハントですが、今回は死なないです。でもヘリコプター墜落事故に巻き込まれます。盛り沢山のアクションは、大抵ノースタント、ノーグリーンバック!!そして骨が折れても走る、役者魂!!



・この、トム・クルーズの無茶なアクションを撮影するカメラチームが、凄い。

・スーパーマン(ヘンリー・カヴィル)が生身で戦いますよ!!
ベンジー(サイモン・ペッグ)がそこそこ格闘できるようになってた

・イーサン・ハント、ジェームズ・ボンド、ジェイソン・ボーン、ジャック・バウアーあたりでバロルロイヤルやってみて欲しい。
・『24』でも、もちろん『ミッション・インポッシブル』シリーズでもそうなんだけど、内通者、裏切り者、多すぎ!!IMFも、CIAも、CTUも、もうちょっとちゃんとしろよ、と思う

・セルフパロディというか、過去作品のアイデアをブラッシュアップしているシーンが多い気がする。オープニングのジュリアとの結婚式とか、走ってウォーカーを追いかけるシーンとか、クリフハンガーシーンとか。『昔はこうだったけど、現代のテクノロジーだとこうなりますよ』といった。

・ジュリア(ミシェル・モナハン)と結婚する『M:I III』あたりから復習しておくと、より楽しめると思います。アンサームービー、とも違うんだけど、本作で『M:I III』からのイーサンとジュリアの物語に決着がつきます。

・今回は立川シネマシティの超爆音上映で観たんだけど、これ、いいですね、爆音上映。大スクリーンは、家庭でもなんとかなりますが、爆音はなかなか住宅地ではできませんからねぇ。

ハリウッドムービーは相変わらず核兵器・放射性物質への対処方法が緩い。どうにかしろよ、と思う。

・ブラント(ジェレミー・レナー)が出演しなていないのが残念。イーサンとジュリアの時間を一番知っているだろう人だけに。一説にはマーベルとの契約を優先させたそうで。ということは来年の『アベンジャーズ』でホークアイ復活ですかね。

・長官。。。

・前作(ローグ・ネイション)で新生IMFができ、本作で過去との訣別ができた。次作が3年後だとすると、トム・クルーズも還暦。ひょっとしたら次作で最後かなぁ、などと想像してしまう。





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『パンク侍、斬られて候』を観た [映画]

素浪人にして稀代の剣客(自称)、掛十之進(綾野剛)は巷に流行る邪教集団『腹ふり党』の残党が黒和藩に迫っていると吹聴し、藩家老内藤帯刀(豊川悦司)に取り入る。内藤は腹ふり党問題を利用し同じ家老の大浦主膳(國村隼)を閑職(猿回しをするさるまわ奉行)に追いやることに成功した。後日調査の結果、実は腹ふり党は既に壊滅していたことが発覚。存在しない腹ふり党に踊らされたと思われては困ると内藤は『腹ふり党でっち上げプロジェクト(HDP)』を密かに掛らに指示。旧腹ふり党の幹部茶山半郎(浅野忠信)を焚き付け、ネオ腹ふり党ムーブメントを起こすことに成功した。
『この世、宇宙は巨大な蟯虫の中であり、何をやっても意味がない。腹をふって反吐を出し、解脱するのだ』というネオ腹ふり党の思想に共鳴した民衆は数千人に膨れ上がり、村、町を襲い、そこでも信者を増やし、果ては黒和城を占拠し焼き討ちにしてしまった。黒和藩全員が大浦の猿回しを見物に遠出している隙の大騒動に藩主黒和直仁(東出昌大)は主戦論を主張する掛に共鳴するも多勢に無勢。策に窮した黒和藩に手を貸したのはなんと言葉を理解し、喋る猿・大臼延珍(でうすのぶうず、永瀬正敏)であった。国中の猿を集めネオ腹ふり党制圧に力を貸す代わりに士分に取り立ててほしいと言う大臼。ここに『腹をふる無数の馬鹿vs全国から集った無数の猿軍団』という構図が完成した。熾烈を極める戦いの果て、果たして全員の運命は。。。

・あらすじ長めに書いたんですけどね、これ、ある程度予備知識を蓄えてから観たほうがいいと思うんですよね。

・蓋し、正論!!
・腹ふり党でっち上げプロジェクト(HDP)のあたりは、北川景子さんの夫へのリスペクトなんだろうか。
・『ここで出会えと私が言い、隣で耳をそばだてていた家臣が現れお前は哀れ切り刻まれる。。。』の件、何かに似てるなぁ、と思ったら『オデッセイ』の『残業手当だけで頭が痛い』の件だった。

空から降る一億の猿!
北川景子さんのセクシー腹ふりダンスが見られただけで満足です。
・阿鼻叫喚なストーリーだ。いっそ猿と人間の爆裂シーンは花火でぼかすんじゃなくって、北斗の拳みたいにちゃんとあべし表現しちゃえばよかったのに。でもそうなるとレイティングが変わっちゃうのかな。
・『反戦デモも音楽フェスも、特に考えもなく盛り上がればオッケー(はぁと)な人たちにとっては同じこと』
・でもきちんとオチはつけているし良いのではないでしょうか。

・ナレーションが永瀬正敏氏なので、『言葉を理解する大臼、或いは猿族が密かに人間の生活を眺めている』という作品とも捉えることができそうです。

・すべての出演者が名演、怪演。パートパートは非常に面白いのに、組み上げたら、むぅ、という最後。きちんとパーツは揃っているのに全体で見ると違和感を覚える、福笑いのような作品。

・積極的に映画を考察しないと『わけわからん』で終わってしまう映画。観る側に積極性が求められます。


パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

  • 作者: 町田 康
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/10/01
  • メディア: 文庫



パンク侍、斬られて候 (角川文庫)

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2007/06/01
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『ジオストーム』を観た [映画]

・地球温暖化の影響により、地球規模の大災害を被った地球。再発防止の為、ジェイク(ジェラルド・バトラー)をリーダーとして地球を常に監視し、必要な措置をとる人工衛星網による気象防衛システム(ダッチボーイ)が構築された。しかしなにかと歯向かうジェイクは政府に疎まれ、リーダーを解雇されてしまう。その後、中東、香港で異常気象が発生。監視システムの不具合を疑った政府は再びジェイクを宇宙に送り出し、システムの不具合の調査と改修を行うよう決定する。現場で調査を進めて判明したのは、故障が人為的であること、そしてその陰謀にはホワイトハウスが関わっているということだった。。。

・なんというか、『各種災害お徳用詰め合わせセット』といった趣。ディザスタームービーの『エクスペンダブルズ』だ。氷結、爆発火災、津波、雷、嵐、雹。
・因みに日本は雹でやられる。『デイ・アフター・トゥモロー』と一緒だ。他にも『ボルケーノ』、『2012』、『サイレント・ワールド』、『ゼロ・グラビティ』、『ディープ・インパクト』などなどを思い起こすシーンがいっぱい。様々なディザスタームービーのへのリスペクトを感じる

・氷結災害が『サイレント・ワールド』みたいに一瞬で凍ってしまうパターンだ。現実的でない。液体窒素が撒かれたみたい。
・『人工衛星で気象をコントロールして巨大災害を防ぐ』って、思想としては『シャークネード4』と一緒だ。爆弾を投入して嵐を消滅させるというメソッドもシャークネードと一緒だ。

・つまり、『アルマゲドン20XX』シリーズを始めとする、しょっぱいCGと繋がらないストーリー、目線の合わない演技と暗めの映像でおなじみ、映画業界の特殊配給会社の道を独走し続けるアルバトロス・フィルム配給作品をハリウッドが本気で作ったらこうなった、といった感じ。
・気象現象に太陽フレアとか、磁場の反転とかがあれば完璧だったんだがなぁ。

合衆国大統領役がアンディ・ガルシアって、なんかすごい。政権を影で動かす感じの人かと思ったら、まさかの大統領だった。

・敵か味方かエド・ハリス。ご健在でなにより。

・民主党政権内部の権力闘争を描きつつ、『メキシコに感謝しろよ!!』というセリフをつけることで現政権への皮肉も込められている。

・『過去作の焼き直し、つまみ食い』『勢いがいいだけでストーリーが破綻してる』『オチが読める』などなど、ウェブ上では否定的な意見に寄っている感がありますが、yogiさんに言わせれば、超大作系ディザスタームービーにそんなもの期待するほうがおかしい。頭を空っぽにして、圧倒的な映像を『すっげー』『こっえー』『やっべー』と言い続けられれば良いのです。高尚な映画が好きな人にはおすすめしません。





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『散歩する侵略者』を観た [映画]

・ある日シンジ(松田龍平)は宇宙人に体を乗っ取られ、日常生活をまともに送れなくなってしまった。シンジは妻ナルミ(長澤まさみ)を地球における『ガイド』として共同生活を継続しながら地球人から『概念』を学習していく。ナルミの妹アスミ(前田敦子)からは『家族』、引きこもりのクルマダ(満島真之介)からは『所有』、ナルミの取引先社長スズキ(光石研)からは『仕事』。。。他に地球にやってきた二体の宇宙人も次々に概念を奪ってゆく。概念を奪われ廃人、変人化する人々。宇宙人を殲滅しようとする自衛隊(と警察と厚労省)。別の宇宙人のガイドとなったジャーナリストのサクライ(長谷川博己)。3体の宇宙人が集めた概念を母船に送るとき、宇宙人による地球侵攻が始まる。。。

・細かいことは気にしない人向け。あれだ、以前も引用したけど脳内ゲージを黒沢清監督に寄せないといけないんだ、この作品は。寄せれば楽しめる。



島本和彦著『吼えろペン 4巻 必殺したいあいつ』より。このコマは非常に汎用性が高い。

おそらく『傑作』というのはこの、『作品に自分を恣意的に寄せる』作業が必要ない、或いは自然に寄っていく(惹き込まれる)ものなのだと思う。

・『寄生獣』でも思ったけど、東出昌大氏って、『心ない人』の演技がすごく上手だなぁ。棒読みとは違う、『人でない何か』の演技。演技、だよなこれ。
・松田龍平氏の『うまく歩けない演技』も必見です。
黒沢清監督、相変わらずアンジャッシュの児玉さんが好きだなぁ。
・淡々と仕事を進める厚労省担当官役のの笹野高史氏、怖いなぁ。
・『格闘能力の高い女子高生』ってスクリーン映えする。

・『他人』『嫌悪』、さまざまな概念を獲得した宇宙人は人類を殲滅するために地球に攻撃を加える。そして『愛』の概念を獲得した宇宙人は。。。





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『ジョン・ウィック chapter2』を観た [映画]

・前作で盗まれた車を取り返すためにヴィゴの弟のところに乗り込むジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。なんとか車を取り返し、再び平穏な暮らしを送ろうとした矢先、かつて血の誓約をしたイタリアマフィア、ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)がやってきて仕事を依頼してくる。再び裏の世界に引き込まれるジョン。今度はローマに、そしてニューヨーク中の殺し屋が襲いかかる。。。

・洗練されたガンアクションと格闘術は健在。ただしパート1から5日後という設定なので、キアヌ・リーブスの体はシェイプされていないままだ。

・前回の倍近い、140人が殺される。たった一人の殺し屋に。次から次へと現れヘッドショットを撃ち込まれてゆくマフィア、そして殺し屋。次々に人を倒していく様は、まるでゲームのよう。雑魚キャラを倒していって中ボス戦、ステージクリアしてまた雑魚キャラを倒して中ボス戦、そしてラスボス、、、といった。

・伝説の『鉛筆殺し』が披露される。

・殺し屋はどこで銃を仕入れ、服を作り、侵入先の地図を手に入れているかがわかる。同じテーラーを使っていたり、銃のソムリエがいたり。他にも経理部、情報屋など、裏社会が余すところなく描かれている。暗殺依頼の仕方まで。

・監督のチャド・スタエルスキ氏、『マトリックス』などでキアヌ・リーブスのスタント・ダブルを勤めていた方だそうで。アクションへのこだわりも納得です。

・オーレリオ(ジョン・レグイザモ)、フロントの兄さん(シャロン(ランス・レディック))など、おなじみの顔はきちんと登場。おまわりさんも。でもオーレリオは顔見せ程度だったのが残念。

殺し屋スモウレスラー、山本山(YAMA)だったのか!わからなかった。一時期幕内最重量記録を持っていた力士です。

・大変面白かった。横スクロールアクション映画。
・パート3の企画は既に進んでおり、コミカライズ、そしてホテル・コンチネンタルを舞台としたスピンオフドラマも始まるという『ジョン・ウィック』シリーズ。いやぁ、全部見たいなぁ。


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