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『決戦は日曜日』を観た [映画]

・地元で圧倒的な権勢を誇っていた政治家が倒れた。紆余曲折の末後継は娘の有美(宮沢りえ)に決定。私設秘書の谷村勉(窪田正孝)はド素人の有美の手綱を握って無事衆院選で当選させることができるのか。。。
・政権与党の名前が『民自党』なのはよくあるんだけど、ロゴまでそっくりだった。
・映画だとパソコンとか統一するんだけど本作は混在していて、HPのノートPCはえらい使用感もあった。これはリアルにこだわった結果なのか、予算が回らなかったのか。
まとめ動画は笑った。よくある流れだなぁ。
女性蔑視発言を女性がする、というのが画期的だった。まぁ劇中で男性はもっとひどいこと言ってるんですけどね。
・これは伏線かな、というのがいくつか回収されなくて残念。
・yogiさん小市慢太郎氏は『菜々の剣』以来苦手だったんだけど、本作でまあまあ緩和された。秘書軍団のトップ。
・『こんな古い選挙いまだにやってるのかなぁ』と思う一方で、広島県や、先日の新潟県の騒動もあり、結構リアルなのかなぁ、と思ったり。
・『失敗しようとすればするほどうまく行ってしまう』ってコメディの王道。
・議員秘書谷村くんは声を荒らげたり青臭い正義感を振り回すこともない。証拠を作って静かに脅す。自分と相手の妥協できる落とし所を探る。相手の意見を尊重してる振りして自分のやりたい方向に持っていく。大人だなぁ、見習いたいなぁと思う。
・クスクス笑えてゾッとする作品だった。良い作品と思います。
・本作の脚本はオリジナル。ノベライズはなんと高嶋哲夫。これは期待が持てます。

決戦は日曜日 (幻冬舎文庫)

決戦は日曜日 (幻冬舎文庫)

  • 作者: 高嶋哲夫
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2021/12/01
  • メディア: Kindle版



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