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『キャプテン・マーベル』を観た [映画]

・クリー人とスクラル人との星間戦争。ヴァース(/キャプテン・マーベル、ブリー・ラーソン)はクリー人兵士の一員として、スクラル人を掃討する作戦に参加していた。しかしスクラル人に捕われ、記憶を読み取られる過程で自分の記憶への疑問が湧き出す。自分のルーツ、そしてスクラル人を征伐するため彼女が向かった星はC-53、すなわち地球だった。。。

オープニングの"Thank you Stan"でグッとくる。カメオ出演における、スタン・リーの遺作は『エンド・ゲーム』だそう。
・妻が『キャプテン・マーベルって、クロエ?』と聞いてきた。確かにブリー・ラーソンと『24』のクロエ・オブライエン(メアリー・リン・ライスカブ)、似てる。yogiさんも、似てるなぁ、とは思っていた。

『耳の大きな緑の宇宙人が悪者』『女性は弱く、決して男性には勝てない』という概念を疑うことが、本作のテーマだ。社会に潜り込み、人間に擬態してるけど良い宇宙人もいるし、人間っぽい見た目の悪人もいるし、挫けそうになっても立ち上がる女性もいるし、土壇場で策を弄する男性も、いる。
・見た目や性別でなく、それぞれの個性で判断しようよ、という作品。ごもっともです。

・ジュード・ロウの小悪人的な役回りが、すごくぴったり。yogiさん、ジュード・ロウは悪役でこそ輝くと思っています。それもケチな感じの。『コンテイジョン』とか。

・舞台が90年台だ。流れたすべての歌を知っているし、多分すべての曲がiPodに入ってる。
・アナログ通信でも宇宙と交信できる。電波はすばらしい。

・最後の対決が、『ジョン・ウィック』や『コマンドー』なんかの、マッシブなアクション映画へのアンチテーゼのようで興味深い。笑った。

・これを予め見ておくとストーリーがわかりやすい気がします。
アベンジャーズ/"5分で"時系列を整理してみた〈『アベンジャーズ/エンドゲーム』4月26日(金)公開記念〉


・キャプテン・マーベル、一応MCU内最強の一人、ということになるらしい。強さのインフレが激しい。『アイアンマン』の頃は過激派テロリストが敵だったのに。もはや人類は太刀打ちできない存在が相手になっている。レーティング的にも、人を傷つけるよりも、ミュータントや、地球外生命体みたいな『存在しないもの』と戦う方が良いのでしょうね。

・例え血が赤くなくても、わかりあえることはある。

・『アベンジャーズ / エンドゲーム』の予習のつもりで観に行ったんだけど、ストーリーもアクションもトリックもとてもおもしろかった。社会的なテーマもある。優等生的というか、王道的ストーリーですな。とても良かったです。





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