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『メイズランナー』を読んだ [読書]

・ジェイムズ・ダシュナー著、 田内志文訳。

トーマスは気付くとエレベーターに乗せられていた。自分の名前以外の記憶を消去され、運ばれた場所には、同様の境遇の少年たちが共同生活し、巨大迷路からの脱出を試みていた。凶悪な害獣、日々形を変える巨大迷路、エレベーターから運ばれてきた『最後の少女』テレサ。少年たちは果たして脱出できるのか、そしてこの迷路に少年たちを放り込んだ『創造主(クリエイターズ)』の目的は、、、

・全世界で大ヒットした(らしい)映画『メイズランナー』の原作だ。yogiさん原作も映画も知らなんだ。
予告編を観てから読むと、かなり理解の助けになる


・少年サバイバルアクション小説。『十五少年漂流記』をイメージしていただければよろしいのではないでしょうか。

・『理由はわからないけどこっちだと思うんだ』『うまく説明できないけどこうなるんだ』と、とにかく理由付けが薄弱
・『経験したことのないような』『みたことのないような』と、比喩表現もホンワカ
・上記フンワリホンワカ加減はなんとなく齋藤智裕の『KAGEROU』を思い出させる。もうちょっとしっかり描写せえ、と思う。

・記憶を消す必要はないんじゃないかなぁ。壮大な後付けの理由がありそうだけど、それは1巻では語られない。

・巨大迷路の謎が解けるシーンが有るんだけど、まったく理解できなかった。yogiさん文章を頭で映像化するのが苦手みたいだ。

・最近、軽めのファンタジー系小説は、会話部分をしっかり、描写部分は流して読んでもだいたいわかるということを発見した。

・今パート2を読んでいる。だいぶ読みやすく、面白くなってきています。1巻を読んで『今ひとつだけどこんなところで終わってて、ちょっと先が気になるなぁ』という方、迷わず2巻を読むことをおすすめします。いっそ2巻から読み始めてもいいんじゃないかという気までしてきた。


メイズ・ランナー (角川文庫)

メイズ・ランナー (角川文庫)

  • 作者: ジェイムズ・ダシュナー
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2015/04/25
  • メディア: 文庫



メイズ・ランナー<メイズ・ランナー> (角川文庫)

メイズ・ランナー<メイズ・ランナー> (角川文庫)

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • 発売日: 2015/04/25
  • メディア: Kindle版



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