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自炊作業を考える [コンピューター]

以前自炊について書いたのですが、その後気づいたことを追記します。

自炊環境を考える(so-net blog yogi)
https://yogi.blog.so-net.ne.jp/2017-10-04

スキャンは300dpiで
・200dpiでいいかな、と思っていたのですが、300dpiでもファイルサイズはそんなに大きくならないし(コミック単行本1冊100MB前後)、大きめのディスプレイで表示してもギザギザしないので、できれば300dpiでスキャンするが良いと思います。

マシンスペックは高ければ高いほど良い
・現在yogiさんはスキャナーとPCをwi-fiで接続しスキャンしているのですが、wi-fi経由のデータ受信速度や、ページ回転速度、OCR作業など、すべてにおいてハイスペックマシンの方が良いです。yogiさんは2018年9月頃、11年使用していたノートPCが故障してしまったため、Surface Pro(5)を購入したのですが、あまりの速度の違いに驚愕しています。買い替えて良かった。
・自炊作業においてスピードは正義ですね。まぁ他のどの作業にも言えることですが。

長辺を下にしてスキャンする
そのまま保存できるため、長いこと短編を下にしてスキャンしていたのですが、これが誤りだということに気付いたのが昨年のことです。
短辺を下にしてスキャン、すなわち本の見た目通りにスキャンする長所は、そのまま保存できることだけです。
長辺を下にしてスキャンすると、自炊作業最大の敵である『斜行』からほぼ解放されます。製本会社がしっかりした機械で三方を切断しているため、斜めにならないし、通紙速度が長辺よりも短いので、斜行する前にスキャナーを通過してくれるということが理由として挙げられます。
もちろんデータを取り込んだ後、ユーティリティソフトで正しい向きに回転させてあげる手間はかかるのですが、そのくらい全く問題にならないほどの素晴らしい結果。
今まで短辺を下にしてスキャンしていた時の、最後の数ページだけ何故か斜行してしまう現象はなんだったんだと思うほどの、クオリティの高さです。ページ数が少ないと大抵ヨレて斜行するので、最後数ページをスキャンするためにスキャン済みの紙を数枚上乗せしてスキャンするなどの作業を行っていました。

表紙はトリミングで作成
アプリで表示する際の表紙作りのために、今まで表紙は裁断してスキャンしていたのですが、表紙をスキャンしてPC側でトリミングすれば良いことに気が付きました。これで作業工程が減り、かなり時間短縮になりました。
Adobe Acrobatで作業すると、トリミング前の画像も保存してくれているので失敗を恐れることがありません。

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一冊スキャンごとにブロアーを
・紙粉がスキャンセンサー部に付着するとスジの原因になります。一冊終了ごと、できれば用紙セットごとにエアダスターなどでホコリを飛ばしておくと良いです。本当はクロスかなんかで拭き取るが良いのですが、面倒なのでね。

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処分する前に必ず確認を
・スキャンしたデータはざっと眺めてスジが入っていないか、斜めになったり折れている箇所がないかだけ確認しておきます。問題がないことを確認してから、スキャンした本を処分します。処分してから致命的なミスに気付いたら、ショックで立ち直れません。

以上、ご参照ください。






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