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『果てしなき渇き』を読んだ [読書]

・深町秋生著。第三回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
・かつて刑事だった藤島は、妻の浮気相手に重傷を負わせ警察を退職、今は警備員をしている。ある日藤島のパトロール圏内のコンビニで3人の従業員と客が惨殺されているところに出くわす。それと時を同じくして別れた妻から娘の加奈子が行方不明になったという連絡がくる。加奈子の部屋で大量の覚醒剤を発見した藤島は大きな事件に巻き込まれたのではないかと確信、一人娘を探しに出た。コンビニ殺人事件の真相は、そして加奈子の行方は。。。

・『このミス』受賞時のタイトルは『果てなき渇きに眼を覚まし』、これが『果てしなき渇き』になり、今度の劇場版のタイトルは『渇き。』だ。どんどん短くなってゆく。

『渇き。』公式サイト
http://kawaki.gaga.ne.jp/

・『アウトレイジ』並に『全員、悪人』だ。
・埼玉こええ!!
・役所広司主演で映画化されるそうなんだけど、どこまで映像化するんだろうか。あと、ホントに役所広司がやるのこれ、藤島を?藤島って、とんでもないクズだぞ。いいのか役所氏。それとも『娘を探す正義の父さん』みたいに改変されるんだろうか。いやぁ、そんなことはないだろうなぁ。それともyogiさんが知らないだけで役所氏って結構クズ役も上手なのかしらん。
・ひどい話のオンパレードだけど読み出したら止まらない、積極的に人におすすめしたら人間性を疑われる、そんな小説だけど、おもしろいよ。小声でおすすめしておきます。

新装版 果てしなき渇き 上 (宝島社文庫)

新装版 果てしなき渇き 上 (宝島社文庫)

  • 作者: 深町 秋生
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/12/04
  • メディア: 文庫



新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫)

新装版 果てしなき渇き 下 (宝島社文庫)

  • 作者: 深町 秋生
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/12/04
  • メディア: 文庫



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