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『危険な水系』を読んだ [読書]

・斎藤栄著。1970年台のお話。
・横浜市内の地下に眠る天然ガスを掘削しようとする東光石油は、地盤沈下や廃液による水質汚染を懸念して反対する住民グループと激しく対立していた。そんなある日、石油会社の交渉担当者が殺害され、反対グループのリーダーが失踪した。リーダーが残した"318"という数字の意味は?そして忍び寄る自衛隊の影。犯人は?そしてガス資源開発を止めることはできるのか?
・『天然ガス資源』は、南関東ガス田のことでしょう。実際に地盤沈下事故が発生しています。
南関東ガス田
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E9%96%A2%E6%9D%B1%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%94%B0
・自衛隊の『新型兵器』が万能過ぎ。ちょっとズルい。
・環境テロとかの問題になるのかと思ったら、後半は普通のトラベルミステリーになってしまった。
・面白かったけど、モヤモヤする結末。

危険な水系 (中公文庫)

危険な水系 (中公文庫)

  • 作者: 斎藤 栄
  • 出版社/メーカー: 中央公論社
  • 発売日: 1994/07
  • メディア: 文庫



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