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『ファントム・ピークス』を読んだ [読書]

北林一光著。

・長野県の山林で突如姿を消した女性。冬が明けて彼女は失踪現場からかなり離れた場所で白骨死体で発見された。
・そして第二・第三の失踪事件が発生する。
・この山に何が起きているのか?妻を失った男、三井周平は地元住民と立ち向かう。。。

・パニックサスペンス小説だ。
・長野県が舞台。出てくる住民の気質がいかにも長野県民らしい。議論好き、権威嫌い、信大信仰。。。

・面白い!一気に読める!オススメ!
・でも怖い!結構描写がグロい!でも文字だからyogiさん的には大丈夫!

・柴田哲孝の『DANCER』みたいな感じ、と言えばイメージを掴んでいただけるでしょうか。

・もうちょっと(あと50ページくらい)ボリュームがあっても良かったかなぁ。

・著者の北林氏は2006年に40代という若さで亡くなっているので、彼の著作は本書と『サイレント・ブラッド』の2作のみ。非常に残念なことです。


ファントム・ピークス (角川文庫)

ファントム・ピークス (角川文庫)

  • 作者: 北林 一光
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/12/25
  • メディア: 文庫



サイレント・ブラッド (角川文庫)

サイレント・ブラッド (角川文庫)

  • 作者: 北林 一光
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2011/08/25
  • メディア: 文庫



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