『マイレージ、マイライフ』を観た

年間300日以上出張するリストラ請負人のビンガム(ジョージ・クルーニー)。趣味はマイレージ。人生唯一の目標は1,000万マイル貯めること(因みに世界一周分のマイル数は50万)。

独身貴族(という言葉がぴったり)でソツなく女性とも楽しんでいた矢先、出張リストラ制度が廃止され、オンラインリストラシステムが導入されることに。これじゃあ出張ができなくなっちゃう!マイルが貯められない!

オンラインシステム導入を主張する社員に出張対面リストラの大切さを教えるため、一緒に出張することに。

ストレスフルな仕事、会社のシステムの変化、ついて行けない古いタイプの俺、面倒な部下、実家の家族の結婚。妹の面倒な頼み事。口うるさい姉。
今まで避けてきた面倒なことがいっぺんに降りかかってきた。さあどうなる。という映画。

・『リストラアウトソーシング会社』ってまんま『君たちに明日はない』じゃん。不況だから、そういうストーリーが流行ってるんだろうか。でも原作は2001年のものみたい。
・予想外の終わり方だった。
・『空からアメリカを見てみよう』といった感じの映像が満載。感想: アメリカは土地の使い方が雑。
・『リストラされる人』役は実際にレイオフされた人。罵声がリアル。
・エンドロールに流れる曲もレイオフされた人の歌。最後まで座って聴こう。
・『IT企業のパーティ』がいかにも、っていう感じだった。
・西東京にお住まいの方は、吉祥寺バウスシアターで観れます。
http://www.baustheater.com/

・だいぶ面白かった。上映館数は少ないみたいだけど、オススメです。

マイレージ、マイライフ (小学館文庫)

• 作者: ウォルター・カーン
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2010/01/08
• メディア: 文庫

マイレージ、マイライフ Blu-ray

• 出版社/メーカー: 角川映画
• メディア: Blu-ray

コメント 1

はじめまして。

マイレージ、マイライフで描いていたのは、現代社会の厳しい現実と、登場人物たちの変化だった気がします。大学を卒業したばかりの新人と、大人との考え方の違いとか、せっかく人生の目標を達成したのに、それになんの価値もないことに気づいたりとか、おもしろい映画でした。
by naotomo (2010-05-12 10:52)