アボカドを育てる

アボカドは英語では"avocado"なので、"アボカド"というのが正しい。"アボガド"ではない。

アボカドとの出会いは僕がまだ中学生の頃にまでさかのぼる。雑誌のコラムで"アボカドを食べて種を水につけておいていたら芽が出た"という話を読んだのだ。もう20年ほど昔の話。その雑誌の挿絵には背丈ほどに育っているアボカドが描かれており、『種から木が育つ』というのに興味を持った。
ただしアボカドなんてハイカラなものは当時の長野県にはおそらく存在しなかっただろうし、東京で暮らし始めても値段の割に量は少ないし(種が大き過ぎると思う。)野菜なんだか果物なんだかよくわからないし食べ方もナゾだったので、結婚するまで一度も買ったことがなかった。ヨメが作ったアボカドマグロ丼が正式な、『食べ物としての』アボカドとの出会いだったと思う。今は結構なアボカド好き。
以来雑誌を思い出しては何度か種をコップに入れて育ててみようと挑戦するのだけど、結局芽が出ずに捨ててしまっていた。

先日ネットサーフィン(最早死語か、でもこれに変わる言葉を知らない)をしてたらたまたまこんなサイトを見つけた。

食える種蒔図鑑(食える種蒔図鑑)
http://www.dewa.or.jp/koba/kueru/Kueru.html
アボカド好き(アボカド好き)
http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/avocado/index.htm

これらを参考にして改めて育ててみることにした。

• アボカドは洗剤で洗って脂分を落とす。
• コップにアボカドを入れて水は種の半分くらい。
• 水は2日に1度くらいの割で入れ替える。
• 気長に待つ。

育て始めてから2週間ほどして種が割れてきた。そして

2ヶ月で根が生えてきましたよ。イエイ。

芽が出てきたら鉢に植え替えてあげようと思います。元気に育ちますように。