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Buffalo TS-H2.0TGL/R5のハードディスクをすべて交換してサイズアップ。 [コンピューター]
先日ハードディスクが一枚死んでしまったNAS(Buffalo TS-H2.0TGL/R5)に対して、実験がてらHDDを2TB→4TBに増量チャレンジしました。
手順は以下の通り。
事前準備
・予め1TBのハードディスクを4枚用意します。
・ファームウェアを最新版(v1.35)にしておく。
・データ保全の必要がある場合はどこかにバックアップしておきます。
1. NASをシャットダウン
2. フロントカバーを開けて任意のハードディスクを一枚差し替えます。
ハードディスクの交換手順などは以前のエントリーに詳しいです。
TeraStation TS-HTGL/R5のハードディスク障害発生から復旧まで。(So-net blog yogi)
https://yogi.blog.ss-blog.jp/2011-11-19
3. NASを起動します。
4. 管理ページを開いてRAIDアレイ再構成を行います。トップページに"RAIDアレイnにエラーが発生しました"というメッセージが表示されているのでこれをクリック。
5. ディスク管理画面で再構成するディスクをチェックして(他のディスクはチェックできないようになっている)、[RAIDアレイの再構成]をクリック。
6. 確認番号を入力して[設定]ボタンをクリック。RAIDアレイの再構成/修復が開始されます。再構成は数十秒で完了し、RAID構成の修復には3時間ほどかかります。
↓↓↓↓↓↓
7. Buffalo TS-H2.0TGL/R5は起動時に時刻が初期化され、自動で復旧しないという致命的な障害があるので、時刻の設定変更を行います。再起動ごとに現在時刻に変更してあげる必要があります。
8. 1~7を繰り返し、すべてのハードディスクを換装します。これですべてのディスクがNAS用に書き換えられました。ただしこれだけだとせっかく1TBに増量したのに使用できる容量は500GBのままです。RAID構成を一旦削除して、現在のディスク容量で再構成してあげる必要があります。データはすべて消えてしまうので、必要なデータはどこかに退避させます。
9. [ディスク管理]→[RAID設定]から一旦RAIDアレイを削除してHDD構成を初期化してからRAID構成を再設定すると、増設したHDDの容量がすべて認識されます。これで完了。
以下は感想など。
マニュアルをざっと読みしたところ
と書いてあるので(マニュアルP.100)、RAID構成によっては複数台同時交換もイケるかもしれませんが、安全優先で1台ずつ交換してゆくほうが良い気がします。
・専用ハードディスクはもう終売しているので、普通のハードディスクと交換することになりますが、信頼性以外は問題なさそうです。
・ハードディスクは2.5インチHDDでも問題なさそうですが、ディスクトレイに固定する際はネジ止めができないので、テープなどを使用して固定するか、ブラケットをつける必要があります。
変換ブラケットを付けて2.5インチHDDをつけるとこんな感じ。SATAケーブル外れ防止ツメは使用できなくなります。容積が減るので内部に空間ができ、温度が下がっていいかもしれませんね。
以上、ご参照ください。
手順は以下の通り。
事前準備
・予め1TBのハードディスクを4枚用意します。
東芝 内蔵HDD 3.5インチ 1TB PCモデル DT01ACA100 【国内正規代理店品】 2年保証 SATA 6Gbps対応
- 出版社/メーカー: 東芝(TOSHIBA)
- 発売日: 2017/04/07
- メディア: Personal Computers
・ファームウェアを最新版(v1.35)にしておく。
・データ保全の必要がある場合はどこかにバックアップしておきます。
1. NASをシャットダウン
2. フロントカバーを開けて任意のハードディスクを一枚差し替えます。
ハードディスクの交換手順などは以前のエントリーに詳しいです。
TeraStation TS-HTGL/R5のハードディスク障害発生から復旧まで。(So-net blog yogi)
https://yogi.blog.ss-blog.jp/2011-11-19
3. NASを起動します。
4. 管理ページを開いてRAIDアレイ再構成を行います。トップページに"RAIDアレイnにエラーが発生しました"というメッセージが表示されているのでこれをクリック。
5. ディスク管理画面で再構成するディスクをチェックして(他のディスクはチェックできないようになっている)、[RAIDアレイの再構成]をクリック。
6. 確認番号を入力して[設定]ボタンをクリック。RAIDアレイの再構成/修復が開始されます。再構成は数十秒で完了し、RAID構成の修復には3時間ほどかかります。
↓↓↓↓↓↓
7. Buffalo TS-H2.0TGL/R5は起動時に時刻が初期化され、自動で復旧しないという致命的な障害があるので、時刻の設定変更を行います。再起動ごとに現在時刻に変更してあげる必要があります。
8. 1~7を繰り返し、すべてのハードディスクを換装します。これですべてのディスクがNAS用に書き換えられました。ただしこれだけだとせっかく1TBに増量したのに使用できる容量は500GBのままです。RAID構成を一旦削除して、現在のディスク容量で再構成してあげる必要があります。データはすべて消えてしまうので、必要なデータはどこかに退避させます。
9. [ディスク管理]→[RAID設定]から一旦RAIDアレイを削除してHDD構成を初期化してからRAID構成を再設定すると、増設したHDDの容量がすべて認識されます。これで完了。
以下は感想など。
マニュアルをざっと読みしたところ
・製品内の4台全てのHDDを同時交換した場合は、動作いたしません。
・同容量の専用ハードディスク以外の動作は保証できません。
と書いてあるので(マニュアルP.100)、RAID構成によっては複数台同時交換もイケるかもしれませんが、安全優先で1台ずつ交換してゆくほうが良い気がします。
・専用ハードディスクはもう終売しているので、普通のハードディスクと交換することになりますが、信頼性以外は問題なさそうです。
・ハードディスクは2.5インチHDDでも問題なさそうですが、ディスクトレイに固定する際はネジ止めができないので、テープなどを使用して固定するか、ブラケットをつける必要があります。
変換ブラケットを付けて2.5インチHDDをつけるとこんな感じ。SATAケーブル外れ防止ツメは使用できなくなります。容積が減るので内部に空間ができ、温度が下がっていいかもしれませんね。
オウルテック 2.5インチHDD/SSD用→3.5インチサイズ変換ブラケット ネジセット付き ブラック OWL-BRKT04(B)
- 出版社/メーカー: オウルテック
- 発売日: 2010/10/20
- メディア: Personal Computers
以上、ご参照ください。
バッファロー TS3420DN0204 TeraStation TS3420DNシリーズ 4ベイデスクトップNAS 2TB
- 出版社/メーカー: バッファロー
- メディア: エレクトロニクス
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