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『シン・ゴジラ』を観た [映画]

・東京湾に謎の巨大不明生物が現れた。後に『ゴジラ』と呼ばれるその生物は川崎に上陸、呑川を遡上し周辺を巻き込み蹂躙してゆく。政府は自衛隊を防衛出動させ対抗しようとするが。。。

・何を書いてもネタバレになってしまいそうなので、あらすじは書かないことにした。
・アン・パタースン(石原さとみ)が一人浮き上がっているけれど、それがいいところ。特撮映画に出てくる謎の外国人ポジション
・2014年版みたいな、ディザスタームービーとして描くのかと思いきや、ポリティカルサスペンスだった。
・もちろんゴジラは『国難』レベルの脅威をもたらす。それは津波であり、竜巻であり、大空襲のよう。
・震災の傷が癒えていない人には辛い映像が続く。

映画の中で米国はすぐ核を持ち出す。ほんと大っ嫌い。こういうところから反米感情は醸成されてゆくのだろうか。

・こういう、緊急対策本部に何日も詰めている時に食べているおにぎりとかカップ麺とかって、すごくおいしそうなんだよなぁ。
・防衛大臣(余貴美子)が小池百合子感あった。
・効果的な鉄道の利用法。
・ゴジラの造形としては2014ゴジラの方が好きだな。マッシブで。

・この言葉を思い出した。『バーナード嬢曰く、』より。



・大変面白かった。もう一回見たい。観に行く予定の人は、各種感想文、考察、ネタバレサイト、Wikipediaなどは見ないようにすることを強くおすすめします。この感想文も結構ギリギリだ。

・いろいろな小ネタ、オマージュが出てくるので、映画をたくさん観ている人はニヤリとするシーンが多いのでは。yogiさんは『あ、これ『コンタクト』じゃん!!』というシーンでニヤリとしました。

・『風の谷のナウシカ』とかは観ておいたほうがいいかもしれない。あと、『巨神兵東京に現わる』も。

・邦画で一番好きなのは『南極料理人』なんだけど、それに匹敵するくらい好きな映画になりそうです。


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