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『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を読んだ [読書]
辺見じゅん著。ノンフィクション。
旧ソ連邦に戦後長期抑留され、酷寒、食糧難、強制労働などの過酷な状況の中、日本への帰国を信じ、せめて日々を明るく生きようと努力した捕虜、山本幡男氏の生涯を描きます。彼は収容所でどう生きたのか。そして遺書はどうやって届いたのか。
文句なく良書。ここ数年読んだ本の中で一番すばらしいんじゃないだろうか。少なくとも過去一年のうちでは最高。
昔の人たちの大いなる苦労とか、そういうことももちろんあるけれど、そういう話ではなく、ほとんど絶望に近い苦境に立っても、希望を捨てず、ヤケにならず、空の青さに感動できる心を持ち続けることの大切さがしみじみと伝わります。こんな軽く書いてはいけないんだろうけど、苦難に立ち向かう方法はいろいろあるのだと言う事を教えてくれます。
終戦から65年が経って、今更シベリア抑留の話を読もうという人もいないだろうし、きっかけもないと思います。
ものすごくおすすめです。本当に良い本でした。
機会があればぜひご一読を。
機会がないという人は、このエントリを読んだのを機会にぜひご一読を。
旧ソ連邦に戦後長期抑留され、酷寒、食糧難、強制労働などの過酷な状況の中、日本への帰国を信じ、せめて日々を明るく生きようと努力した捕虜、山本幡男氏の生涯を描きます。彼は収容所でどう生きたのか。そして遺書はどうやって届いたのか。
文句なく良書。ここ数年読んだ本の中で一番すばらしいんじゃないだろうか。少なくとも過去一年のうちでは最高。
昔の人たちの大いなる苦労とか、そういうことももちろんあるけれど、そういう話ではなく、ほとんど絶望に近い苦境に立っても、希望を捨てず、ヤケにならず、空の青さに感動できる心を持ち続けることの大切さがしみじみと伝わります。こんな軽く書いてはいけないんだろうけど、苦難に立ち向かう方法はいろいろあるのだと言う事を教えてくれます。
終戦から65年が経って、今更シベリア抑留の話を読もうという人もいないだろうし、きっかけもないと思います。
ものすごくおすすめです。本当に良い本でした。
機会があればぜひご一読を。
機会がないという人は、このエントリを読んだのを機会にぜひご一読を。
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