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『コンピュータ新人類の研究』を読んだ。 [読書]
野田正彰著。だいぶ古い本。1985年ごろのコンピュータカルチャー、その時代の先端を行く若者の生い立ちなどなど、史料として興味深いテキストが多いです。
『先端を行く若者』として遠藤雅伸、孫正義、西和彦、鈴木慶など、現在の日本のIT基盤を築いたパイオニアのインタビューがしれっと載っていたりしてます。
ただしコンピュータ、それを使う人を非常に特殊な"新人類"として扱っており、彼らの異常な執着性やコンピュータの負の側面ばかりが強調されているきらいがあります。
コンピュータがますます発展してゆく未来では人類の自由な思考は減退し、人間の機械化が進んでゆくのだー、というMMR的な考え方。
そういうペシミスティックな論調に目をつぶり、日本のパソコン黎明期を支えていた人々の列伝だと思って読むと結構楽しめます。でもコンピュータのことを知らない人がわかった風に書いてるから、ちょっと読みづらいです。
『先端を行く若者』として遠藤雅伸、孫正義、西和彦、鈴木慶など、現在の日本のIT基盤を築いたパイオニアのインタビューがしれっと載っていたりしてます。
ただしコンピュータ、それを使う人を非常に特殊な"新人類"として扱っており、彼らの異常な執着性やコンピュータの負の側面ばかりが強調されているきらいがあります。
コンピュータがますます発展してゆく未来では人類の自由な思考は減退し、人間の機械化が進んでゆくのだー、というMMR的な考え方。
そういうペシミスティックな論調に目をつぶり、日本のパソコン黎明期を支えていた人々の列伝だと思って読むと結構楽しめます。でもコンピュータのことを知らない人がわかった風に書いてるから、ちょっと読みづらいです。
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