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『隠密 味見方同心(三) 幸せの小福餅』を読んだ [読書]

・風野真知雄著。『味見方同心』シリーズ第三弾。

・魚之進の推理が本作も冴える!江戸のシャーロック・ホームズだ!
・本作も、美食の影に、甘味の裏に、悪事ありです。
・一作目から出てくる味見師の文吉が準レギュラー化。味見師、今で言うグルメライターみたいな人。

『たぬき寿司』
・稲荷寿司の調査をしていた魚之進。そこで見かけたのは『たぬき寿司』。丸く握った酢飯にかつぶしをまぶった姿はまさしくたぬき。しかし殺人事件の現場付近で必ずたぬき寿司屋が目撃される。。。

『小福餅』
・お静が買ってきたのは小さな福がたくさんくるようにと作られた、小さい大福、小福餅。お静の友人が営んでいるという小福餅屋だったが、ある日師匠が店先で死亡していた。。。
・大福、おいしいよね。甘いのが苦手な人向けに、『塩大福』というのもあります。

『冷やし沢庵』
・波之進が食べた『この世のものとは思えないごちそう』を求める魚之進。ご飯と汁物、漬物だけで1朱(約5,000円)も取る飯屋に行ってみると、そこには。。。

『おでんのおでん』
・"でん"という名の女性が営んでいるおでん屋なので、『おでんのおでん』。繁盛していたがある日突然閉店してしまった。奉行所に隣人から捜索願が出たので調べ始めた魚之進と麻次。。。

・図書館で借りているので、二巻より先に三巻が届いてしまった。こういうこと、ままあります。
・まだまだ続く。4巻で魚之進は結婚できるかな?波之進の未亡人お静さんは実家に帰ってしまうのか?いろいろ楽しみです。
・短編で事件を解決しつつ、芯となる波之進殺しの真相に迫る、、、という『名探偵コナン』システム。うまく機能している。


隠密 味見方同心(三) 幸せの小福餅 (講談社文庫)

隠密 味見方同心(三) 幸せの小福餅 (講談社文庫)

  • 作者: 風野 真知雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/15
  • メディア: 文庫



隠密 味見方同心(三) 幸せの小福餅 (講談社文庫)

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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/15
  • メディア: Kindle版



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