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『セオイ』を読んだ [読書]

・丈武流著。
・新宿で『セオイ』業を営む男、鏡山零二。人の心の中に入り込み、その人の人生を正しい方向に導く秘術。それが『セオイ』だ。今日も悩める人の心に入り込みセオイを行う。報酬は依頼人の寿命の2%。そして同じ新宿で発生している連続殺人事件。果たして『セオイ』との関係は。そして『セオイ』を悪用する『ハグレ』との決着は。。。
・柔道の話ではない。
・能力としては『インセプション』のようなものだ。ただしこちらは意識のある人の心に入り込み、行動を制御する。
・セオイというお仕事、異端者『ハグレ』、新宿連続殺人事件、町田立てこもり事件などなどが複雑に絡み合い、そして結末が、、、むう。これは賛否別れるだろうなぁ。
・エピローグがちょっと蛇足な気がした。登場人物全員のその後を描く必要はなかったのでは。
・作品とは関係ないんだけど、yogiさん新刊文庫を読むのがだいぶ久しぶりだったらしく、革のブックカバーが縮んでた。ほら、古本って研磨裁断するから新刊より小さいんだよね。『たまにはちゃんと新刊も読めよ』と言われているようだ。


セオイ (ハヤカワ文庫JA)

セオイ (ハヤカワ文庫JA)

  • 作者: 丈 武琉
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: 文庫



セオイ

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  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2013/10/10
  • メディア: Kindle版



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