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『ザ・ロード』を読んだ [読書]

・コーマック・マッカーシー著。黒原敏行訳。ピューリッツァー賞受賞作。

・崩壊し、破滅した世界。空を覆う灰と雲で太陽はほとんど見えない。寒冷化してゆく世界で父と子は南を、海を目指す。。。
・施川ユウキの『バーナード嬢曰く、』で神林さんがしつこくオススメしていたので、読んでみました。最近のSF小説は『バーナード嬢曰く、』きっかけで読むことが多い。





・淡々と、丁寧に、抑制した筆致で父子の行動が描かれている。まるで観察日記のよう。
・或いは長大な詩のようでもある。
・法も秩序も崩壊した世界で『善き者』であろうとする父。しかしこの極限世界で生きるためには非情にならなければならない時がある。それに疑問を持つ子。果たして彼らは『善き者』であり続けることができるのか。


ザ・ロード (ハヤカワepi文庫)

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  • 作者: コーマック・マッカーシー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/05/30
  • メディア: 文庫



・映画化もされている。こっちも観てみたい。


ザ・ロード スペシャル・プライス [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: Blu-ray



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